『実存主義×密教×心理療法』
~先人たちからの“みち”を辿り、その先へ~

古来、人々は宗教や祭事、演劇、舞踊に癒しを求めて人生を創造してきた。

人は悲哀の中にあっても、人とのかかわりで癒されてきたのである。

そのような人の存在の本質とは一体何なのか。

多彩な講師陣を招聘し、様々な潮流の原点に立ち返り、

自然や人々の暮らしの中にある癒し、その中にある心理療法について考えたい。

先人が辿った道を巡り、人としての存在、人生、その本質について大会で触れ、

我々が歩むべき道(未知)の先へと歩みだそう。

 

【開催趣旨】

心理療法が台頭する現代では、人は癒しをセラピーに求めるようになってきた。しかし、古来より人々は宗教や祭事、演劇・舞踊、暮らしそのものの中で癒されてきた。人は人生の中で悲哀を体験し傷つき、そして、暮らしの中で自然に癒され、人生を創造するエネルギーを生み出し、生きる意味を見出し、生きてきた。

いずれにおいても大切なことは、人とのかかわりである。方法は如何様であれ、人に癒され生きる歓びを見出してきたのである。

では、人としての存在の本質とはいったい何なのか。本大会では、様々な潮流の底流に共通する原点に立ち返り、自然や人々の暮らしの中にある癒し、そして人としての“存在”とその本質について考えていく。実存主義的立場でのゲシュタルト療法、密教と心理療法との隣接、心理療法の実践、身体表現によるパフォーマンス等、多彩な講師陣を招聘して、体験を通して振り返ることで、先人たちが歩んできた道を辿りながら思いを巡らせてみたい。

また、本大会は創造的な議論と統合を試みる場としても機能し、各々の立場だけでなく“講師と参加者”という枠も超えて交差するだろう。これによって、あらためて心理療法をはじめとする人の癒し、人の在り方はどのようにあるべきかについて、参加者それぞれが考えを深めることができるだろう。そして、我々の中で豊かなゲシュタルトが形成され、我々自身が歩むべき道(未知)の一歩先へと歩みだす契機となることに期待したい。

 

大会長ご挨拶

ゲシュタルト療法で癒されてきただけではなく、人の存在に支えられてきたことを強く感じます。心理療法もまた日常の一部なのだと、特別ではないのだと最近は思うのです。高野山という清らかな叡智溢れる地でご一緒できることを楽しみにしています。

大会長: 白坂 和美(しらさか かずみ)
GNK(ゲシュタルトネットワーク関西)代表 / HaLo(教育研修)代表

日本ゲシュタルト療法学会(JAGT)創設メンバー、平成 22~27年 理事、平成28~30年評議員を歴任。 現在、関西にてJAGT認定ゲシュタルト療法トレーニン グコース開催。JAGT認定トレーナー(暫定)。個人カウン セリング、企業研修講師、プレイバックシアターを展開。